ギター用語

ヒールカット – ハイポジションを弾きやすくするための接合部の加工

ヒールカットとは・意味

「ヒールカット」は、ハイポジションを弾きやすくするためにヒール部(ネックとボディの接合部)に施される加工のこと。「ヒールレス」とも呼ばれる。

セットネックボルトオンネックの場合、強度の確保やネックの振動をしっかりボディに伝えるために接合部分に厚みが必要となる。しかし厚みがあるとハイポジションを弾く際に物理的に邪魔になってしまう。この問題点を解決するために接合部を削って演奏性を高める加工がヒールカットである。

様々なヒールカット

ヒールカットの形状はメーカーやモデルによって多種多様。弾きやすくするための様々な工夫が見られる。

通常四角形のジョイントプレートだが、ヒールカットの場合台形のものが使われる。

Ibanezなどで見られる「ラウンドカット」「ラウンドヒール」などと呼ばれる加工。

suhrの場合、プレート部分にネック側に向かった傾斜がついている。

suhrはカッタウェイ部分も加工が施されている。

Tom Andersonのジョイント部分は、台形にカットされ2点止めされた「A-Wedgie」と呼ばれる独特な形状。プレートが無く、なめらかな曲面に加工されている。

レスポール(セットネック)のヒールカット

スルーネックなら、そもそもジョイント部分がないので自由度が高い。

ヒールカットされていないギターでも、工房等に依頼して加工してもらうことができる。

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タケ
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