ユーザビリティ

読み :  ユーザビリティ

ユーザビリティとは、WEBサイト、ソフトウェア、アプリなどにおいて「使いやすさ」を意味する用語。ユーザーがストレスなく快適に操作できたりアクセスできるようデザインや機能で配慮が施されている場合、ユーザビリティに優れていると言える。
「ユーザビリティ(Usability)」は「使いやすさ」「有用性」「使い勝手」を意味し、ソフトウェアだけでなくハードウェアも含まれる。

例えばショッピングサイトでは購入ボタンの場所を分かりやすくしたり、ボタンをクリックした時に何らかの反応があるといった設計が必要で、コンテンツに埋もれて購入ボタンの場所が分からずユーザーが迷ったり、ボタンをクリックしたのに何も変わったように見えずユーザーが不安に感じた場合はユーザビリティが良いとは言えない。

ユーザビリティはユーザーが目的を達成しやすいように配慮することであり、多機能でもユーザーが操作に迷い使いにくさを感じればユーザビリティの改善の余地があるため、多機能であればユーザビリティに優れているというわけではない。
ユーザビリティと混同しがちだが、高齢者や障害を持つ人が使いやすいように配慮することはアクセシビリティと呼ぶ。

ユーザビリティの定義は明確に確立されていないが、国際規格のISO9241-11では、以下のように定義している。

Usability (使用性)
特定の利用状況において、特定の利用者によって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、利用者の満足度の度合い

ユーザビリティ改善で売上が倍増した例

とある海外のショッピングサイトがユーザビリティテストを行い、サイトのフォームを改善したところ、売上が年間300億円も伸びたというユーザービリティ改善による成功事例がある。
このショッピングサイトで行ったユーザービリティ改善は至ってシンプルで、新規会員登録のボタンを「新規登録」から「次へ」へ変えただけである。
ユーザーはボタンに「新規登録」と書かれていると、変なメールが届いたりしないかと不安に感じることから新規登録を避ける傾向にあったため、ボタンを「次へ」に変更し、購入にあたり登録は不要であること、次回からの購入を楽したいならチェックアウト途中でも登録可能という旨のメッセージを添えたところ、購入顧客数が45%もアップしたとのこと。

この事例から学ぶことは、ユーザビリティは表面的な使いやすさだけでなく、ユーザーが利用時にどういった心理や不安を抱いているかを把握し、購入や登録しやすいように配慮することが結果的に売上アップや登録数増加など成果につながるということである。

参考:300億のボタン(IDEA*IDEA)