フリーアドレス

読み :  フリーアドレス

フリーアドレスとは、職場において社員一人ひとりに固定の席を設けず、空いている席に自由に座って仕事ができる職場の形態を意味する。フリーアドレスは和製英語で、海外ではノンテリトリアルオフィス(Non-Territorial Office)と呼ばれる。複数の会社でひとつのオフィススペースを共有する形態はシェアードオフィスと呼ぶ。

アドレスという言葉から、自由に使えるメールアドレスと思ってしまうが、その場合はフリーメールやフリーメールアドレスと表現するため、意味が全く異なる。

フリーアドレスのメリット

フリーアドレスは言わばカフェのような形態で、空いている席で仕事したり、複数人で作業する時や打ち合わせしながら作業する際に、適宜移動して仕事ができるため、社員同士のコミュニケーションが取りやすいというメリットがある。くじ引きで席を決める会社もあるようだ。

また、いつも同じ席では新鮮な気持ちがないが、フリーアドレスで自由に席を移動できるようにすることでリフレッシュ効果も期待できる。個人の荷物を置いておくことはできないので、整理をする意識も芽生える。

フリーアドレスは賃貸オフィスのコスト削減にも効果があり、営業や出張など外回りをする社員が多い会社の場合、社員全員に個別の席を設けずとも、フリーアドレスで自由に席をとって仕事できるスタイルにすれば、オフィス面積を最小限に抑えて賃貸料を節約できる。

フリーアドレスのデメリット

固定的の場合は遅刻をしたり長時間席を離れる(つまりサボり)といったことをしているとすぐ分かるが、フリーアドレスは席が決まっていないがゆえに勤怠管理がしづらくんるというデメリットが挙げられる。勤怠管理は出退勤管理システムを導入すれば良いが、サボりを見つけるのは難しそうだ。なかなかないと思うが、社員人数が多い大企業だと社外の人間が潜り込んでいても気づかないという事態も想定される。

良い席をとるために退社時に個人の荷物を置いて暗に席取りをするなど、良い席の取り合いになったり、自由席のはずが自由でなくなる懸念も。