エンジェル投資家

読み :  エンジェルトウシカ

エンジェル投資家とは、ベンチャー企業など創業間もない企業や無名の企業に資金提供を行う裕福な個人投資家を意味する。
元々はミュージカルに資金提供する裕福な人をエンジェルと呼んだことに由来し、ニューハンプシャー大学教授のウィリアム・ウェッテルが1978年に創業間もない企業に投資する裕福な個人投資家をエンジェルと呼びはじめたことから広まっていった。

Amazonの創設者であるジェフ・ベゾス氏は複数人のエンジェル投資家から出資を受けて事業を成功させており、現在は自らがエンジェル投資家として企業に投資を行っている。
サン・マイクロシステムズの共同創業者であるアンディ・ベクトルシャイムは、Googleの創業者であり当時まだスタンフォード大学の学生であったラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンに10万ドル(約930万円)の資金提供をし、2人は10万ドルを元手に創業し、後にGoogleは世界屈指の大企業に成長した。

エンジェル税制

日本ではベンチャー企業に投資を行う個人投資家に対して所得税減税を行うエンジェル税制が設けられている。
エンジェル税制は投資時点、または売却時点のいずれの時点で税制上の優遇措置が受けることができ、損失を受けた時の優遇措置もある。
投資方法は直接投資、設定投資事業有限責任組合経由(経営指導を行うもの)、証券会社経由(グリーンシートエマージング銘柄)の3つがあり、それぞれ確認申請の方法が異なる。
関東経済産業省では株式会社信州スポーツスピリット、アカウンティング・サース・ジャパン株式会社、楠わいなりー株式会社、株式会社ミスタータディなどをエンジェル税制の活用事例として挙げている。